黎明期アメリカ陸軍ユニフォームとして正式採用されていたデニムプルオーバーは1935年以降それまでのカーキカラーからブルーデニムに変更し、戦闘を除く野外活動での汎用作業着として支給を開始、前線に於いても各種エンジニアなどの支援部隊で着用された。WW2以降は前開きのカバーオールスタイルに変更されたが、それまでのストックは変わらず汎用作業着として支給され、特に大戦末期になるとそれらの古着も含めて戦争捕虜収容所や軍の刑務所などでの作業着として同型の民間衣料と併せて各地の施設で利用されたといわれる。シンプルな構造ではあるが、そのパターン概念は時代性を反映したクラシックなもので1940年代以降のミリタリーウェアなどと比較しても袖付けや身頃の身体へのフィッティングなどが大きく異なる。
本製品でもそれら独特なフォルムのテイストは残しながら再現した。
セルビッチデニムのフェーディングとホワイトステッチのコントラストを楽しんで頂きたい。

フィットに余裕のあるサイズ感でデニムも厚すぎず薄すぎず適度な生地感で着心地も良いです。
ボタンにはU.S ARMYの刻印があります。

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